子どもたちの暮らし

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松風荘はこんなところ

  • みんなが笑顔・大きな家族

    家庭的な雰囲気のなかで子どもたちが明るく、より良い未来を目指して日々の生活が充実できるよう支援を行っています。食事場面ではみんなでおいしい食卓を囲むことでより家庭に近い集団形成を目指します。

  • 自然豊かな養育環境

    狩野川の流れや香貫山など自然豊かな環境で、子どもたちが伸び伸びと育っていきます。地域のご理解、支えもありながら万全の養育環境を整えています。

  • 子ども同士が育みあう土壌

    どのホームでも家族会議を開き、その時にある提案や課題、休みで行きたいところを話し合います。年少児も高齢児同様に発表したり意見を言います。さまざまな職種の職員とともに子どもも子ども同士で育みあう仕組みがあります。

松風荘の一日

  • 「おはよう」と職員の声かけとともに朝の陽ざしを浴び、子どもたちは元気に起床します。たまに眠気が飛ばない子もいますがあたたかく美味しい朝食を食べれば大丈夫。一日の活力を蓄えます。


  • 登校・登園

    学校には楽しいことが多いようで、松風荘に入所してくると、子どもたちは元気にそれぞれの学校へ登校するようになります。「忘れ物がないかもう一回確認してね!」職員の合言葉です。


  • 下校

    学校から帰宅時間は学年によって違います。手を洗って、うがいして…「今日の学校は楽しかったかな?」子どものお話が止まりません。職員は一人ひとり丁寧に対応します。


  • 宿題・おやつ・あそび

    帰ってきてからのやることの1つが宿題。早めにすませて友だちと遊びにいけるかな?遊んで泥んこになって帰ってきます。毎日のおやつも楽しみです。


  • 夕食

    みんなで食卓を囲む、松風荘の伝統です。みんなで食べる夕食は談笑・団らん憩いのひと時です。本園では調理師も入って一緒に食べ、食育も欠かせません。


  • 入浴・団らん

    各自、順番にお風呂に入ります。一日の疲れを癒しながら、明日に備えます。自然とリビングに子どもたちが集まり、ゲームやテレビをしながら過ごしています。


  • 就寝

    「今日の本は何にする?」布団に入りながら絵本の読み聞かせは子どもたちの大事な時間。明日も元気にがんばろうね。

年間の主な行事

  • 1月

    お正月行事

    初詣もかねて冬休み中お出かけ行事をおこないます。

  • 2月

    節分豆まき・冬行事

    ウインタースポーツ、雪に触れられるのもこの時まで。冬ならではの行事を行います。

  • 3月

    送別会・お墓参り・春レク

    送別会ではいままで一緒に生活した仲間をみんなで送り出します。

お正月行事
  • 4月

    挨拶式・新入学祝い

    出会いが多い新学期は挨拶式をしてはじまりです。新入学の子たちを祝い「おめで鯛」で祝います。

  • 5月

    GW行事

    BBQ・サイクリングなど新たなメンバーでのはじめての行事。絆を深めます。

  • 6月

    衣料購入・外食

    新しい服を買いにいったり、外食のマナーも教えちゃいます。

挨拶式・新入学祝い
  • 7月

    七夕・お墓参り

    沼津夏祭りもあるこの時期は、年中行事もありイベントが盛りだくさん。

  • 8月

    夏キャンプ・希望行事

    みんなでキャンプ!自分たちで行事を組み立て、行きたいこと、やりたいことをかなえます。

  • 9月

    高齢児合宿・彼岸参り・一五夜

    年中行事で経験・体験を増やします。高齢児には卒園生を交え、自立のための合宿をします。

夏キャンプ・希望行事
  • 10月

    秋行事・絵、マンガ大会

    芸術の秋、体育の秋、みんなで絵をかいて競います。ハイキングにもいい時期です。

  • 11月

    バザー・福祉防災の日

    地域の皆様へ感謝を込めてバザーを園庭で行っています。

  • 12月

    クリスマス会・もちつき・大掃除

    師走はイベントが目白押し、クリスマス会に向け、出し物を各ホームで磨きます。

秋行事・絵、マンガ大会
豆まき大会
防災訓練
キャンプ
クリスマス会

より専門的なチーム支援

さまざまな要因から児童養護施設で生活する子どもたちには、普段の生活のサポートだけでなく心理的ケアも重要です。

そして、(原則)18歳で施設を巣立った後に、自立した生活を送れるよう、生活の知恵やコツを学ぶこともとても重要です。

  • 松風荘では、子どもたちの普段の生活を見守り、必要に応じてサポートする生活支援員、食事を管理し、食育に力をいれる栄養士・調理士、将来への不安やメンタルでのサポートを行う心理士、そして卒園後の自立にむけた伴走をする自立支援員など、多岐にわたる専門職が連携しながら、さまざまな背景を抱えてきた子どもたちの未来を支えています。職員の専門性向上のための研修も欠かせません。

  • また、原則18歳で施設を卒園し、自活する子どもたちのほとんどは、金銭的にも精神的にも頼れる大人が少ないのが現状です。また、大きな家族のように暮らしてきた施設を離れ、孤独を感じたり、新しい環境にストレスを感じる子も少なくありません。

    卒園後も新しい生活を支える「自立支援」として、中学1年生~高校3年生を対象に、年に1回「高齢児合宿研修」を実施し、卒園した先輩の経験談や体験の共有、社会に出た後のサポートについてなどを学び、卒園後の生活に備えます。

    「一人はみんなのために。みんなは一人のために。」の精神を大切に巣立っていけるよう、職員はチーム一丸となったサポートをしています。