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【希望の家の職員インタビュー】

【希望の家の職員インタビュー】

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「児童養護施設ってどんな人が働いてるの?」

児童養護施設のことは授業や本で知っていても、そこで働く職員についてはよくわからないという方も多いのでは? 児童養護施設で働くことについて、もっとよく知ってもらうために希望の家で働く職員にインタビューしました。第1回は入職11年のけんとお兄さんに仕事のやりがいなどを話してもらいました。

       

  「自分の中にぶれない芯を持つことが大切」と話すけんとお兄さん
       

~子どもと一緒に成長 人生に寄り添う~

第1回 けんとお兄さん(ケアワーカー 11年目)

 

なぜ児童養護施設へ?

 大学の実習で幼稚園・学童(放課後児童クラブ)・児童養護施設を経験しましたが、児童養護施設では子どもに感情移入しすぎてしまい、辛くなってしまいました。そのため、実はどちらかというと学童への就職を希望していました。

 それでも子どもたちを楽しませることが好きな私は、とにかく元気よく遊ぶことで、子どもたちが笑顔になってくれたり、辛いこともあるかもしれないけど自分との遊びの時間は楽しむことに夢中になってくれたりするのを見て 、児童養護施設でのやりがいも感じていました。

 私は中学・高校・大学とハンドボールをしていたので、そういった経験も子どもたちを楽しませることに生かせると思いました。

 

なぜ希望の家へ?

 単純に自宅から通える範囲ということと、法人が学童と児童養護施設どちらも運営をしていることに惹かれました。面接ではどちらかというと学童志望だということを伝えましたが、当時の面接官から児童養護施設でやってもらいたいという話を受けて、期待に応えたいと思いました。

    学生時代に打ち込んだことはハンドボール。
    「子どもたちを楽しませることに生かせると思いました」

       
~子どもと一緒に成長 人生に寄り添う~

どんな時にやりがいを感じる?

 帰りの電車ではいつもその日の出来事を振り返り、どうすればよかったのかを考えます。答えのない中でずっともがきながら、次の支援につなげています。ですので、反省ばかりの毎日です。

 それでも年に数回、子どもの何気ない行動や言葉でとてもやりがいを感じる日があり、思わず嬉しくて泣いてしまいます。

 

大変だと思うところは?

 体力的に大変だと感じたことは一度もありません。学生時代に培った経験がプラスになっていると感じます。ただ、気を張らなければならない場面も多いので、精神面で大変だと思うことはあります。そういったときは、自分の中にぶれない芯を持つことが大切だと思っています。自分の持ち味は喜怒哀楽の感情をさらけ出して、メリハリを持って関わることなので、そこを大切にしています。

 

就職を検討している方へのメッセージ

 子どもの人生に関わるので、責任が伴う仕事だと思います。誰しもすぐに何かができるわけではありません。子どもが少しずつ成長していくように、職員も子どもと一緒に成長していき、子どもの人生に寄り添えるようになっていくものだと思います。

 このような仕事を選択するのは「責任」という重みを感じるかもしれません。ですが、気を張りすぎずに子どもと一緒に成長していければよいのだと思います。一緒に成長していきましょう!

 

社会福祉法人共生会は、「希望の家」と2021年4月から運営を開始する「江戸川区2丁目児童養護施設」(仮称)で働く職員を募集します。2021年度職員募集のご案内についてはこちらをご覧ください。

       

       

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